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自衛隊車両の幌生地素材で作られた
防水生地のログキャリー

このザラっとしたOD色素材、実は自衛隊車両の幌生地と同じもの。 自衛隊車両の幌製造過程で発生するフェンツの有効利用を目的として、廃棄物０活動の基に生まれた製品です。 強度、耐候性にも優れた合成繊維、ビニロンを使用した生地にPVCコートを施した、正真正銘アウトドアのための生地。もともとの用途を鑑みればその機能性は問うまでもありません。 ビニロン は世界で初めて日本で作られた合成繊維。タフな分、多少ゴワゴワするものの綿にも似た風合いがあります。日本初の合成繊維が日本を守るための装備に使われ、そして今ありがたくも、日本でキャンプを楽しむ我々がその恩恵に預かれる事になりました。

40cmの薪1束が十分に収まるサイズ。留金具付きのバンドは長さ調節可能。PVCコーティングされた生地のおかげで湿った地面に置いても内側はサラサラ。置いたときに地面につかないよう、持ち手ロープは内側に通してります。（結びなおして反対にする事も可能です。） ＊縫い目から水が染みる事はあります。 底部に縫い目が入っているため、開くと浅い舟形に。土や落ち葉、そして水の侵入を食い止めます。大事なギアも安心しておいておけます。 ＊この製品で”刃物、ハンマー等を運ぶ”のは避けてください。両サイドが空いた形状なので落下して怪我をする恐れがあります。 閉じているときは底部はフラットに。本体からはみ出る枝などもそのまま運べます。＊薪を歩いて集める事が多い方は頻繁に置いたり持ち上げたりするので、 写真のように持ち手を外にするのもオススメです。 車からの荷下ろしや、設営時のちょい置きにも便利。着替えやカメラなど土や湿気から守りたいものをポンと置いたり、急な雨には上からガバッと被せて一時避難にも。ちょっと地面に座るときに敷くのも良しです。 留金具は金属製の「イカリ引掛」を採用。他に便利なものもありますが、この生地に合わせるにはヘビーデューティーが何より優先。ハトメとあわせて黒メッキのものを使用し、鈍く輝く質感でまとめました。 サイズ 縫製も国内。昭和から続く縫製工場にお願いし、職人さんの手で一点一点丁寧に縫製していただいております。 このログキャリーと一緒に生まれた生地が、今もどこかで日本を守るために活躍していると思うと少し誇らしい気持ちになります。 屋外で使うためだけに作られた生地、ぜひみなさんのキャンプライフでもお試しください。 冒頭記載の背景によりこれ以上大きな生地は取れず、また生産数も非常に限られます。 作ろうとして作れるものではなく、いろいろなご縁と幸運が重なってリリースされた特別なアイテムです。デザイン開発においては名古屋芸術大学さんにご協力をいただいております。 ＊生地は難燃性ではありますが、耐熱性はそこまでありません。火が当たると変形、炭化します。火の粉や爆ぜた薪が届かない所でご使用ください。本体及び持手ロープ、留金具付きのベルトも全て難燃素材でできておりますが、”燃え広がらない”ための加工です。万が一の場合に火災のリスクを最小限に抑えます。